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2010年09月11日(土)
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痛い靴や履きにくい靴を、プロの技で履きやすく調整!


ー眠っている靴を、快適で健康な靴にカスタマイズー

靴・履物ビジネスは、国内皮革産業保護の輸入規制、中間流通の多さ、さまざまなデザインやサイズ対応のための在庫負担等からリスキーなビジネスと言われることが多い。09年にファーストリテイリングが「ユニクロシューズ」を立上げ、今年2月期のABCマートの営業利益7年連続増益などマス・ビジネスの一部においては明るい面はあるものの、ある調査会社によると、靴・履物市場は2008年以降は若干の縮小傾向にあるとされている。こうした状況のなか、ニッチエリアのシューズビジネスにおいてユニークなサービスを提供しているのが、オーダーシューズ製造の株式会社ベルシャンが展開する「他社靴調整サービス」だ。
ベルシャンは創業以来20年余、合う靴がなくて困っている人、外反母趾や巻爪など足のトラブルがある人、左右の脚長差や障害足など特殊な靴を必要とする人たちなどのためにオーダーシューズを工場直営で製造・販売している企業。
今まで培った靴作りの高い技術力と独自のノウハウにより、他社靴のどんな靴でも、顧客の足の状況に合わせてフィットさせるのが「他社靴調整サービス」なのである。同サービスの特徴やそれを展開するに至った経緯などをベルシャンの本多実氏(以下、本多氏)に伺ってみた。

記者
まず「他社靴調整サービス」の特徴を教えてください。

本多氏
靴の問題点は、購入時に試し履きをして足に合わせて選んだつもりが、実際に長時間履いてみると痛くて履けない、返品はできないし、捨てるか下駄箱に眠ったまま、経済的にも健康にも大きなダメージを受けることです。オーダーシューズの接客時に「オーダーシューズがこんなに履き心地がいいなら、痛くて履いていない靴も何とかなりませんか」という相談をお客様から受けることが多く、その要望にお答えしたいというのがそもそもの始まりです。
実は、合わない靴を無理して履いていると、足のトラブルだけではなく、膝や腰へのダメージ、ひいては全身にゆがみやひずみを起こして、肩こりや頭痛など足とは一見関係なさそうな病気や体調不良を引き起こす原因にもなってしまうんです。痛い靴を調整するためには、一般の靴屋さんのように単に痛いところを伸ばしたりはしません。それでは、さらに状況が悪くなることがあります。大切なことは、足と靴の状況を良くチェックし、歩行バランスの補正と、フィッティングの調整を両面から行うことです。靴底がすり減っていたりすれば、修理やパーツの取替えなども行います。単に履きやすくなるだけでなく、体に良い影響を及ぼすことが、他社靴調整サービスの大きな特徴です。

【お客様から持参された他社靴】



記者
作業はどのように行うのですか。

本多氏
まずは、池袋店か日本橋人形町店にご来店いただき、足型を3Dコンピュータで計測し、そのデータをもとに、足の状況をチェック、その後で、フィッティングと歩行バランスの補正を行います。込み具合にもよりますが、フィッティング作業は1足あたり20~30分ほど、基本的な料金は、パンプス、ミュール、スニーカー、ゴルフシューズ、ダンスシューズ、ビジネスシューズ、などが約3990円、ブーツは約4200円(いずれも税込)となっております。(靴底の修理等が必要な場合は別途料金を頂戴致します。)

記者 
それは安いですね! 一般的には、歩行バランスを整えるためのインソール(中敷き)を作成しただけでも約3~5万円かかり、健康保険適用で3割が自己負担だとしても1万円くらい掛かりますから。なおかつ、靴のサイズ調整はしてもらえませんからね。

本多氏
弊社のテーマが「靴でお困りのお客様のお役に立ちたい」「靴の大事さを調整サービスを通じて広く知っていただきたい」ですから、お気軽にご持参しやすいようにリーズナブル価格に設定しています。オーダーシューズと一体となった独自のノウハウがあるからこそ実現できる価格です。

記者 
御社のビジネスモデルは、近年のアパレル産業のトレンドであり最大課題でもある、自社で製品の開発・製造・販売を垂直統合し、中間コストをカットする「SPA=Speciality Store Retailer of Private Label Apparel」そのものですね。

本多氏 
オーダーシューズも他社靴調整サービスも、多様なお客様のニーズに柔軟に対応していくためには、工場と店舗が一体経営でないと難しいです。お客さんありきの発想で地道にコツコツやっていたら、それがたまたま流行りのSPAに似ていたというわけですね(笑)。

記者 
他社靴調整のお客様はどんな方が多いのですか。

本多氏 
いちばん多いのは、20~50代の女性のお客様ですが、男性のお客様も多いです。あとは70~80代の高齢の方もいらっしゃれば、中学生や高校生の若い方など非常に幅広いです。最初は試しに1~2足ご依頼された方が、「同じ靴とは思えない!」と快適な履き心地に驚かれてその後、継続して持ち込まれることが多いです。一度調整を行った人は、足のデータが保管されているので、足数が多い場合、あらかじめ宅配便で送っておいて、作業を途中まで進めておくことで、来店時の待ち時間を少なくする方法もあります。 

  
記者 
最後に今後の展開を教えて下さい。

本多氏
実は、他社靴調整サービスは、創業以来、お客様の靴の悩みを解消するための重要なテーマとして研鑽を積み重ねてきました。しかし、さまざまな種類の靴に、千差万別の足を合わせることは大きな困難が伴いましたが、20年以上に及ぶオーダーシューズ事業を通じて、コツコツ培った独自の技術が、他社靴調整にも生かされるようになり、本格的に展開できるだけの人材やサービス体制が整いました。2年前からオーダーシューズのお客様には対応していたのですが、今後は自社ホームページに他社靴調整サービスの紹介や新たなコンテンツを作って告知したり、新店舗の出店を図るなどして、より多くのお客様の「足と健康」に貢献していきたいと考えております。



■株式会社ベルシャン ホームページURL

http://www.belshan.com/



■他社靴調整サービス プレスリリースURL

http://release.vfactory.jp/release/38375.html/

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