すべての物質を作るものたち
既にしばしば筆者の記事の中に登場している宇宙ドラマ『スタートレック』であるが、この物語の中には「物質転換装置」という機械が登場する。これは物質を分解した後、転送先にて分解した物質を再構築する、などという機械である。これは貨物のみならず人間も転送が可能である。だが、「分解する」とは、一体どういう事だろうか?という訳で、理系の授業がまるで頭に入らなかった諸賢の為に、この世界に関わる厳然たる基本概念をお知らせしよう。
諸賢の身の回りにある、ありとあらゆす全ての物質は、分子という物質から出来ている。これは、人間もまた然り。あくまで形而上学的な心や魂という存在を無視するとして、我々もまた、分子から構成されている。そして、分子は原子から出来ている。原子の数は限られている。地球上で安定している原子は、最も小さいH(水素)から最も大きいU(ウラン)まで、全92種類である。以上、これで筆者の話は終わりである。この92種類が、地球の全てを形作っている。
人間をバラバラに分解して、その後でまた積みなおす。しかし、本当に、しっかりと積みなおしてくれるのか?バラバラになったまま、どこかへ消えて無くなるのではないのか?作中でも少なからぬ人たちが転送装置の利用を嫌がっているが、確かに、実際、恐い。
転送装置(Wikipedia、英語)チャーリー、転送を頼む(Wikipedia)